石垣島最北端生活を終えました。

ひっさしぶりの投稿になってしましました、ゆうまです。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

僕はといえば、先日ついに石垣島から帰ってきました。帰ってきてまだ一週間ほどですが、あの肌にまとわりつくような暑さときれいな海、優しいオジーとオバーの笑顔がすでに懐かしく感じます。

と、前振りはさておき、およそ半年の石垣島生活の記録をここに残したいと思います。

あ、特に興味のない方はここでページを閉じてください。(笑)

なんで石垣島に住んでたの?

実は以前、小浜島にプチ移住していたとき石垣島にはよく買い出しにきていました。

過ごしやすい気候、きれいな海、程よい街並み。島自体は一周するのに車で二時間ほど。買い物は市街地で簡単に済みます。

とっても住みやすいんですよね。

そして何より魚を突いてみたり、野菜を自家栽培してみたりといった原始的な生活を体験してみたくて。

googleマップで探して石垣島最北部、平久保集落にプチ移住しました。

石垣島最北部・平久保

僕が住んでいたのは石垣島でもド田舎、平久保という集落。人口は60人くらいかな。小さな集落です。

近くには石垣島最北端に位置する平久保崎灯台があったり、やきもの屋の太朗窯さんがあったり、リゾートホテルのセブンカラーズ石垣島さんがあったり。

ちなみに街まで行くのに車で一時間くらいかかります。遠かったなあ(笑)

平久保の海

市街地から離れている分、海はこんなにきれいなんです。

いいところでしょ!最高です。

何して暮らしてた?

はい、平久保集落にある会社の寮に住み込み、ホテルバイトをしつつ集落の方々や同僚と暮らしてました。

正直、バイトで稼ぎもかなり少ないので金銭的余裕は全くありません。そのため海に潜って魚を突いたり、野菜を自分で育てたり、釣りをしたりして食料調達。

外食なんてめったにしませんでしたけど、人生においてかなり貴重な経験ができたと思っています。

魚突き前の自分

こんなめっちゃできますよみたいな見た目してますけど、魚突きって本当に難しいんです。

恐るべし濱口優&ナスD。

自分は大きいのは一匹しかとれませんでした…。

カーシビーってお魚

そしてこのサイズのお魚はグリルに入らない…。でも丸焼きにしたい…。と思って作った自作BBQ窯。

海で拾ってきた石と、近くの赤土を使って固めました。

しかし大きいサイズのお魚を獲ることはこれ以降叶わない夢となりました(笑)


そしてこちらが僕の畑。

トマトとししとう

トマトもししとうもよく頑張ってくれました!

沢山美味しい実をつけてくれたことに感謝です。ししとうは激辛だったけども、天ぷらにするととても美味しかったです。

野菜を育てるなんてほぼやったことなかったから不安でしたが、無事に育ってくれてなによりです。

集落の人々とのふれあい

神奈川で普通に生活していたら決して交わることのない人々。

今回は半年という時間を通して平久保集落の方々に貴重な体験をさせていただきました。

もちろん、全員が全員良い人ではないです。僕が内地の人間であること、短期間しかいない人間であることから嫌な言葉を受けたこともあります。

でもそんな体験も今となってはいい思い出です。

オジーとの釣り、おっちゃんたちとのBBQ、ゆんたく、衝撃的だったのが豚の血炒め(チーイリチー)、元船乗りの焼き物屋主人。みんなキャラが濃く、それぞれ様々な人生を送っていて。


その人たちの目には自分はどんな風に映ったのか。


考えても仕方ないことだけれど、変な奴がいたなと少しでも記憶に残ってくれていたらうれしいです。

送別会までしていただきありがとうございました。

国際ダークスカイ協会認定の石垣島北部の夜空

国際ダークスカイ協会とは何ぞや?と思うかもしれませんが、その名の通り世界でも有数な星空が見れる地域に認定されているのがこの石垣島北部。

集落を外れると、街灯はなくなり真っ暗です。そしてその暗闇の中に目を疑うような星空が現れます。

年中見れる天の川。プラネタリウムなんて目じゃない。

初めて見る人は思わず声が出てしまうほどの美しさ。

この景色を見るために何十万もかけてくる人もいるのも納得できます。

島暮らしで思ったこと

日本を自転車で一周した僕が「なんだここは!」と感じるほど、日本の中でもトップクラスのド田舎に住んでみました。

日本の端っこ、秘境ともいえる石垣島北部、平久保。

楽しかったと一言で言えるほど簡単なものではないですが、とにかく充実した毎日でした。

日本全国、どんなところにも人の生活、営みがあり、その地の歴史、文化がある。
同じ日本でも全く違う独特の文化に触れたとき、どうしようもないほどの感動を感じた。
きっとこれは実際に暮らしてみないと理解できない感情なのだろう。

正直、いまだにどうやって言葉にしていいのかわからない。

だがあの地には都会の人にはない感性を持っている人々がそこには存在する。

毎日が刺激的で面白い。

そんな人生をみなさん送ってらっしゃいました。


また、言葉に表せそうな時が来たら追記します。

石垣島で出会えたみなさん、また、いつかどこかで。

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